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第2回作文指導勉強会のお知らせ [作文指導勉強会]

作文指導勉強会.jpg
日曜日の岐阜単科に、
たくさんのお申し込みをいただきありがとうございました!
席がご用意できずお断りしてしまったかた、
誠に申し訳ありません!
来月の講座でお会いできるのを楽しみにしています。
 
次回は2月2日です! 
まだお席はあるので、よろしければご検討ください。
お申込みお待ちしております。
 
さて、2月には昨年から始めた
「作文指導勉強会」をまた開きます。
今回は、最初に私から
 
・「書く」に必要なこと
・それに応じた課題紹介
・言葉かけ、コメントつけの工夫
 
などについて話をします。
その後、参加者の皆さんとフリートークの時間を持ちます。
一方的に情報を「伝える」だけの会ではありません。
それぞれがお持ちの経験を生かして
(経験がまだないかたは、お持ちの疑問や不安、関心ごとについて)
自由に話してもらい、
お互いに「よし、明日からまたやろう!」と思って帰れる会にしたいと思います。
詳しくはFBのイベントページをご覧ください。
お申し込みも、FBから!
過去の記事に、勉強会について書いたものもあります。
 
 
「書く」には、書き手の視点を増やすことが欠かせません。
そして、そのためには受け手の「受け」かたが
カギの一つとなります。
今年はその「受け」かたを、伝えていければと思います。
第2回作文指導勉強会
2020年2月23日(日)午後1時半~3時半
会費:1,000円
対象:文章指導をしている、あるいは関心のある以下のかた
・公教育・学童保育に携わっているかた
・個人で学習教室を開いているかた
・今後指導者となるべく勉強をしている学生
会場:ことばの泉 作文研究室
 岐阜市清住町3-2石榑ビル2F東
 
 
書くことを通じて人を育てたいとお考えの同志の皆さん!
お会いできるのを心からお待ちしております。
 
****************
ことばの泉 作文研究室
(名鉄岐阜駅から徒歩4分)
HPからFBやラインに移動することができます。
LINE ID   @igr5860v  

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④作文指導勉強会に参加をご検討中のかたへ [作文指導勉強会]

次の日曜は「作文指導勉強会」です。
この会は、作文指導のプロフェッショナルを集めて議論するものではありません。
そもそも、作文指導をしている人は多くありません。
「作文教室」を作ることを考え始めた20年ほど前、
岐阜のあたりには「作文指導教室」は1軒もありませんでした。
20年近く経った今でも、ほとんどありません。
学習塾のオプションとして設けられているのは目にしますが、
塾専用に開発された教材―プリントやCD教材―を利用して
行っているところが多いようです。
 
作文指導は手間がかかります。
通信で作文指導をしているところ、ありますね。
その添削のバイトをしていた知り合いが数人いました。
皆さん、
「大変なの。普通の教科の丸付けをするよりうんと時間がかかる。どうコメントしていいかわからないのも多いし。かかる労力のわりにバイト代は少ないしね」
「なにより、こういうやり方で本当の力がつくのか疑問に思う」
とおっしゃって、そのうち指導をやめてしまいました。
・・・ですからね、
作文指導をしている人って、少ないんですよ。
 
ということで、
今月から始める「作文指導勉強会」は、
現役バリバリで作文指導をしている人を集めたいとは思っていません。
むしろ、これから子どもたちの前に立つ人、
指導の予定はないけれど、言葉の表現の重要性に気づいていて、
言葉を通して人を育みたいという気持ちをお持ちの人と
指導のあり方を考える機会を持てたら、と考えています。
「経験や資格があるからよい指導ができる」ものではありません。
経験や資格は、もちろん「ある」と助けとなる面はありますが、
「それさえあれば」というものではありませんよね。
 
「それがなければ」と思うのは、
人の言葉をぞんざいに扱いたくないと思っていること、
言葉が人を助ける・育む・前に進める と感じていること、
しかし目に見える「言葉」だけが重要ではなくて、
それ以外の表現も人は持っているから、
言葉にとらわれすぎずに「その人」と向き合っていこうとしていること、
・・・ではないかな、と思っています。
 
ですから、現在指導はしていなくても、
子どもたちの表現や思考の幅をどのように広げていくかについて
指導者の立場で一度考えてみたいとお思いなら、
十分に参加資格はあります。
もし迷っているかたがいらっしゃったらぜひ!
もちろん、保護者向け講座よりは
突っ込んだ話になっていくでしょうから、
そのあたりはご了承ください。
ご家庭での働きかけを、という場合は、
保護者向けの講座をご検討ください。
 
今後、
作文指導勉強会
保護者向け講座
大人向け文章講座
の3つは、定期的に開催していく予定です。
ぜひぜひよろしくお願いいたします!
 
第1回作文指導勉強会
日時:2019/6/23(日)午後1時半~3時半
会場:ことばの泉 作文研究室/岐阜市清住町3-2 石槫ビル2F東(名鉄岐阜駅から徒歩4分)
会費:1,000円
お申込:ライン、FB、HPのお問い合わせフォームからお願いします。
その際は、所属している団体や現在のお立場などもお書き添えください。
また、会で話してみたいことなど、テーマのご提案ご要望がありましたら、それもぜひ付記ください。
よろしくお願いします!

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③ 作文指導はおもしろい [作文指導勉強会]

まじめなことばかり書いてしまいましたけど、

「作文指導っておもしろい!」というのがやっぱり基本です。

なにがいいって、

他の教科ならイライラしてしまいそうなことが、

作文にはありません!

 

数学(算数)や英語を教えていると

「えっ? それこの間やれるようになったことじゃん! またできなくなったの!?」

と言いたくなること、・・・・ないですか?

「ああ、ここまでやらないといけないのに・・・、全然進まないよ・・・」

ということ、・・・・・・・・・ないですか?

 

作文にはそれがないんですよね。

言葉や感性って、順に積み上げていくものではないので

「これができなければいけない」

「こうでなければ教えられない」

というものがないと思うのです。

 

いつでも作文はびっくり箱のようなものです。

討論ではあまり皆の見方が広まらなくて

うーん、導入が十分じゃなかったかな? と思うときでも

切り口が皆さまざまで、討論では口にしなかった

「こうなんじゃないかと思う」がはっきりと示されていたり、

逆に導入はものすごく盛り上がって場面化できていたのに

仕上げてきた作文は、ちっとも映像がみえてこないものだったり。

 

書けているときも書けていないときも、

どちらも意味ある時間です。

「うまくいく」ときは、

その前の「なんかうまくいっていない?」の時間が

たくさんあります。

言葉も考えも、熟成される時間が必要なので

「今・どうしても・ここができていないといけない」

というふうに考えても、そちらの方があまり意味ないことになります。

 

完璧な文章を仕上げることなんて、子どもでも大人でもそう簡単にできません。

一進一退、あれこれ試している中で、

「うわぁ、なんかすごい、私こんな言葉で表せない!」という表現があったり

「そうか、こんなふうに痛みを感じていたのか」と

言動では見えなかったその人の切ない思いを垣間見せてもらったりするのが、作文です。

「到達点」などない作文だから、

経過の中で見せてもらえるきらめきが、本当におもしろい。

字の間違いがあっても、そのきらめきの価値はかわりません。

 

人を、なんていうのかな、

その人の内側から、世界をのぞかせてもらえる気がするのが作文です。

他の教科ではできません。

「できたかどうか」が先に来ちゃいますものね。

 

作文を「指導」しようと思うから、

難しい、私にはできない、なんて思うのですよ。

作文は読ませてもらうもの。

その人の思いを受け取れるもの。

作文指導は、本当に面白い。

やってみたらわかります。

自分の心も自由になります。

 

参加費は運営協力費として1,000円前後もらえたらと考えています。

1回の開催は、6月23日13時半あたりからを検討中です。

興味をお持ちのかたが集まれることを優先しますので、変更も可能です。

関心をお持ちの方、ぜひ一度ご連絡ください。

FBページでメッセージ https://www.facebook.com/kotobanoizumi/

 

LINE@のトークで (@igr5860v でご検索お願いします)

 


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②作文指導勉強会(仮称)について [作文指導勉強会]

「作文指導勉強会」(仮称)で話題にしたいことを書こうと思います。
この会は、講義型ではなく、対話型で進めていきたいと思っています。
よって、研修用カリキュラムのようなものを作るつもりはありませんが、
主催する以上は、どんなことがテーマとなっていくのか
お伝えしたほうがいいのかな、と思いましたので、書きます。
 
作文指導をするにあたって、まず困るであろうと思われることについては
テーマの一つとしたいと思います。
例えば
・課題例
・課題の展開例
・作文にどうコメントするか
などについては、もちろん私の実施例を用いて話をしたいと思います。
市販の作文教材や、作文指導について書かれた本などの
紹介もしたいと思います。
ご参加の皆さんが、それぞれの場で「実践」しやすくなるよう、
助けとなるものはお伝えしたいなと思っています。
 
ただ、課題をいくつも紹介して、
「これらをこの順でこの通りにやればいい」というようなことはしないと思います。
以前、私はある会社の「日本語教授法」の講座を受け、
韓国に2か月強日本語教師として派遣されたことがあります。
そのときに大きく疑問として心に残ったのは、
大量の授業マニュアルを渡し(購入させ)、
やり方をあれこれ説明して、ちょっと練習させる程度で、
果たして本当に「よい指導者」を育成できるのか? ということでした。
 
先生として人の前に立つということ、
しかも「日本人代表」として見られかねない立場で外国で教えるというのに、
「先生」としての心構えや、生徒を見る視点などについては育成する機会をまったく作らないその養成学校のやり方に、危うさをかなり感じました。
 
実際、韓国で出会ったその養成学校出身の「日本語教師」の半数は、
「好みの韓国人大学生と休みの日に遊ぶこと」を授業より楽しみにしていましたし
「生徒がやりたいと言うから」と、当時日本ではやっていた曲の歌詞を授業に取り入れ
(その歌詞に触れることで、どんな「学び」を生むつもりかはまったく無く)
授業時間をただ消費していました。
ちなみに、学んだ教授法と教材はその語学学校では使用できず、
学校が生徒に購入させているテキストを用いて
自分なりに教えることになっていました。
 
ある日本語教師が、プライベートで英会話クラスに参加し、
韓国人学生に対して(英語で)
「竹島(独島)竹島ってうるさいなぁ、竹島なんてあんたたちにあげるよ」と言い放った、
相手の気持ちを一顧だにしないエピソードを
私は忘れることができません。
また、大学の日本語学科で学んだ知り合いが、私が日本語教師をしたことを聞いて
「あなたたちのようないい加減な勉強しかしていない人が、『日本語教師』として世界に出ていくから、日本語教育の質がどんどん低下していくんだ」と吐いて捨てるように言ったことも、忘れられません。
 
韓国で日本語教師をする前に、
私は最初の職場で「子どもの前に立つときの心構え」については
かなり念入りに指導されました。
他にも、
「子どもの言葉の理解のしかた・受け取り方」
「自分の働きかけの顧み方」
「用いる教材の意義の読み方・生かし方」
など、「教材の使い方」以外のことを多く学ぶ機会を持ちました。
だからこそ、教材はいくらでも新たに作れますし、
子どもたちの発話に応じて展開していくことが「当たり前」になれたと感じています。
 
ノウハウだけの伝達は危険です。
相手にするのは「人」と「その人の心」です。
よって、勉強会では課題と同時に、
指導者としてのありかたや、子どもの言葉の受け取り方・理解の仕方、
非言語の表現の見方、教材の意図のとらえ方
などについて、考え学びあうことができたらと思います。
もちろん私は完璧な人ではないし
むしろ愚かなところが山ほどある人間なので、
自戒をこめてのテーマです。
皆さんと話しあうことで、私自身のおごった部分に気づくことになると思います。
 
 
参加費は運営協力費として1,000円前後もらえたらと考えています。
第1回の開催は、6月23日あたりを検討中です。
興味をお持ちのかたが集まれることを優先しますので、変更も可能です。
関心をお持ちの方、ぜひ一度ご連絡ください。
*FBページでメッセージ https://www.facebook.com/kotobanoizumi/
*LINE@のトークで (@igr5860v でご検索お願いします)
 
恐れ入りますが、すでに大きく学習塾を運営のかた・商業利用をお考えのかたのご参加はご遠慮ください。

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①作文指導をしてみたい人へ [作文指導勉強会]

今回は、作文指導をしてみたい、というかたにお知らせです。
研究室では、作文指導に興味をお持ちのかたを対象に
勉強会を開くことを考えています。
 
ことばは、すべての学習の基本です。
ことばは、その人のものの見方・考え方を反映します。
ことばを理解することは、社会や他者のあり方・考え方を理解することです。
ことばの力を強めることは、その人が社会や他者とかかわりあう力を強めるということです。
国語は、大量に問題を解いてもできるようにはならず、
作文は「道徳的に正しい」と言われることを、決まったパターンで書くばかりのものでもありません。
そういうことでは、言葉の力は伸びないのです。
 
他の学習でも、その人の自信を強めたり自己肯定感を高めたりすることは可能です。
ですが、作文は、もっと根源的な意味で、自己対話の機会・多様な価値観の理解へとつながります。
 
どの子も、自分の言葉を受け取ってほしい、と思っています。
ペーパーのテストでは点が取れず、
自己コントロールが利かなくて叱られることの多い子も、
誰かに自分の言葉をきいてほしい、
なんで自分がこんなふうなのかわからないけど、
自分の話を聞いてほしい、と思っています。
勉強のできる子、作文のうまい子ならそんな気持ちを持たないかというと、そうでもありません。
期待通りにふるまうことはできるけど、
表面的なことだけでほめてもらうのではなくて、
もっと深いところまで誰かと話をしてみたい、
なにかもっと、自分の考えかたを細かく感じ取ってもらいたい、
そう思っています。
 
その子が書いたものを読むということは、
その子自身を受け取るということです。
文字や文法の直しで終えるものではありませんし、
そんな指導をしていたら、指導者の側もまったく成長しないでしょう。
 
作文指導にかかわり始めて25年以上になります。
そろそろ、誰かにこの25年の中で気づいたことを伝えてみたいと考えるようになりました。
しかし、よくある「指導者養成講座」のようなものを作る気はありません。
「認定講師」をたくさん生みたいのではないのです。
私と同じように、「作文は人の大切な部分を育む」と考えている人たちと一緒に
子どもの言葉の受け取り方育て方について勉強していきたいと考えています。
 
どなたか、私と似たような姿勢で、文章を通じて子どもたちにかかわっていきたいとお考えの人はいませんか?
学童保育や学習指導のボランティアで、子どもとかかわっている人、
将来学校の先生となって子どもの成長にかかわろうと考えている人、
あるいはまだ先生になりたてで、作文指導を楽しめずにいる人、
私と作文指導について話をしてみませんか?
 
これまでとは違う「作文」のとらえかたができるだけで、
作文の面白さが見えてきます。
受け手の見方が変わると、子どもの文章も変わります。
私がしたいのは、私の分身を作ることとか教授法を学ばせて高額な受講料をもらうことではありません。
それぞれの人の場で、それぞれに似合う形で、作文指導に向き合ってもらうことです。
そして、それぞれのかたの前にいる子どもたちが、
文章を書くことを楽しいと思い、
正しさだけを求めるのではなく、自分の感じ方を深く探っていこうとし、
自分と他者と社会との理解に、果敢に挑んでいってくれることです。
 
参加費は運営協力費として1,000円前後もらえたらと考えています。
第1回の開催は、6月23日あたりを検討中です。
興味をお持ちのかたが集まれることを優先しますので、変更も可能です。
関心をお持ちの方、ぜひ一度ご連絡ください。
*FBページでメッセージ https://www.facebook.com/kotobanoizumi/
*LINE@のトークで (@igr5860v でご検索お願いします)
恐れ入りますが、すでに大きく学習塾を運営されているかた・商業利用をお考えのかたのご参加はご遠慮いただきたいと思います。
マニュアルやカリキュラムを売買する場ではありませんのでご了承ください。
 
純粋に、作文指導をしたら目の前の子どもが変わるかも? なにかできない? と思っているかた、お会いできるのを心からお待ちしています。
私が持っている無形のものを、お伝えします。
そこにご自身で価値をつけていってください。

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