【大人文章講座 土曜クラス新設!】
月1回、第3木曜の夜7時から開催してきた、大人の女性のための文章講座。
土曜日にもクラスを作ってみることにしました!
11月20日(土)13時半?15時(30分ほど延長の場合あり)
定員:5名(社会人・大学生の女性)受講料:2,000円
場所:ことばの泉 作文研究室(名鉄岐阜駅から徒歩4分)
<講座の流れ>
1)その日のテーマを提示します。
2)どんなことをどのように表現できるか、皆さんでゆったりと話し合いながら、自分の描きたいものをイメージしていきます。
3)実際に書いてみます(短くても、多少変でも全然構いません!試すのが大事です)。
4)書いたものを皆さんでシェア。良い表現を講師が伝えたり、お互いに感想を述べたりしながら、表現の違いを楽しみます。
5)講師が文章にコメントを書き込んで、終了です。
(お待ちの時間は、皆さんでご歓談ください)
テーマはさまざま。日常のことを描いたり、時には文章や名画を読み解いたり。
「業務日報の書き方」のような、仕事に直結するノウハウを教えるものではありません。
お持ちの感性と表現を見直しながら、自分の言葉を受け手にどう響かせるかを考えていく講座です。
お申し込みは、月毎に。
ほぼ毎月ご参加いただける方には、開催日をちょっと早めにお知らせする準レギュラー制度を設けます。
念のために・・・!
ビシビシ指導するものではありません!
そして、小説家を目指している人が来る講座でもありません!
なにかもっと書けるようになりたいなあ、言葉をもっと自由に扱えたら、いいこと見つけらるんじゃないかなあ、そんなお気持ちがあれば大丈夫です!!
試しにおいでになりませんか?
「知らなかったワタシを見つける楽しみ」、ぜひご一緒に!
お申し込みは各SNSのDMで。ラインが一番確実です。
ご参加、お待ちしております!
【感想文アドバイス講座のお知らせ】
読書感想文が「あらすじ作文」になってしまうこと、ありますよね。
あるいは「何を書いたらいいの?書くことなくなっちゃった」ということも…!
それは「書き出す前の素材集め」が十分ではないから。
今夏、研究室では、感想文を書く前の
「何を・どう考えるか」の部分を増やすアドバイス講座を開催することにしました!
日程は下の通りです。お申し込みはラインでお受けしています。
皆様のご参加、お待ちしております!
★感想文アドバイス講座★
全クラス90分授業/対象小3以上/受講料1回4000円/各回定員2名/個別に指導を行います。
<日程>
7/29(木)13時半~
7/30(金)13時~/13時半~
8/4(水)13時半~
8/6(金)13時~/13時半~
8/8(日)13時~/13時半~/15時~
8/10(火)13時~/13時半~/15時半~
8/17(火)13時~/13時半~/15時~/15時半~
※お申し込み状況や感染拡大状況により、講座が中止・変更になる場合があります。ご了承ください。
残席1のところも多くあります。第3希望くらいまで挙げていただけるとスムーズにお席を確保できます。よろしくお願いします。
【よくあるご質問】
Q:すべての日に来ないといけませんか?
A:いいえ。1回だけでも複数回でもご希望に応じて受講いただけます。2回あればかなり内容を充実させられます。3回でしたら骨組みまで(人によっては下書きを始めるまで)いけるかと思います。
Q:時間内に感想文を書きあげられますか?
A:この講座は「アドバイス講座」です。書きあげることを目指していません。ご自宅で書き進められるよう、たくさんの働きかけを行います。ご自宅で書きあげた感想文をお持ちになる場合は、推敲と手直しのアドバイスをします。
Q:単科との違いは何ですか?
A:単科の読解・意見文講座では、個別に感想文指導はしません。皆で同じ話を読解する中で、「感想文のヒント」になることを伝えます。
Q:個別の指導とはどういうものですか?
A:単科と違い、それぞれが選んだ本で行います。
また、90分授業の中で、1対1でアドバイスする時間を30分程度設けます。
別の人に個別アドバイスをしている間は、各自で読解とメモ作りに取り組みます。
Q:日程が合いません。
A:新設できる場合もあります。一度お問い合わせください。
Q:受講料と定員、詳しい内容を教えてください。
A:受講料は1回4000円です。
各回の定員は2名です。例えば、13時に2名がスタートし、13時半に2名が来ます。15時まではその4名で行います。スタート時の30分でまず個別に進捗状況の確認とその日に取り組むべきことを伝えます。その後は適宜声をかけ、考えのメモを増やせるよう働きかけます。
Q:事前の準備・持ち物等を教えてください。
A:本は必ず読んできてください。また当室にも、取り組む本を早めにお知らせください。
事前に、読解アドバイスプリントをお渡しします。各自で準備をお願いします。
考えたことをメモするためのノートや紙(A4以上。スケッチブックなどでも可)をご用意ください。後からどんどん書き込めるよう、大きめの紙でお願いします。
お申し込みはラインで!→LINE @igr5860v
もしくは研究室の問い合わせページからお願いします。→http://www.kotoba-izumi.com/
夏休み講座のお知らせです!
8月のみ、全クラス読解・意見文講座にします!
お申し込みは、ラインかHPの問い合わせフォームよりでお願いします。
講座の案内が最初に届くのはラインです。この機会にご登録お願いします!
LINE ID @igr5860v
講座の内容はHPで!初めての方は内容をぜひご確認の上、お問い合わせください。
★現在募集中の単科
6/27・7/18(日)
13時~14時半/作文、15時~16時半/読解・意見文
対象/小学3年生以上(高校生も可)
定員/5名
受講料/1講座3,000円
★8月1日・22日(日)
13時~14時半、15時~16時半
8月のみ全クラス読解・意見文講座!
感想文のヒントになることを講座の中でお伝えします!
(受講料等は、通常単科と同じ)
*8/1の13時のクラスは満席になりました。
★夏期限定本科生 受付始めます!
夏休みの間だけ本科に参加しませんか?
本科では4週以上かけて、作品を1つ作ります。完成度の高い文章には骨組み作りと推敲が欠かせませんが、単科ではできません。
本科なら、週1なのでじっくり取り組めます!
関心をお持ちの方は一度お問い合わせください。
実施例:長い物語を書いて本に仕上げる・作文コンクールへの応募作品作り・読書感想文 など
水/17時半~18時50分
木/17時~18時20分
4回以上ご参加ください。(受講料/11,000円~)
★7・8月 貸切講座、やります!
ご兄弟、お友達と集まって作文の時間を!とお考えの方、単科以外の時間(平日のお昼間など)にクラスを作ります!
3名以上5名までのグループでお受けします。日時はご相談の上決定します。課題もご希望に添えるかも!?
オンデマンド文章講座、夏だけの特別です!
★個別指導
推薦入試・就職活動のための文章・面接指導もしています。
ただし、今年度の残りの枠は1~2名!
今年からは入試日まで2週間を切ってからのお問い合わせはお断りさせていただくことにしました。
ぜひお早めにご検討ください!
★大人講座
6月は今のところ24日を考えています。宣言解除を待って判断します。よろしくお願いします。
お知らせは以上です。
どこかの日にお会いできますように!
お申込み、お待ちしております!
]]>【鈴木かおり新作銅版画展】
私の友人、鈴木かおりさんの銅版画展が、
名古屋市天白区のギャラリーノイボイで開催中です。
今週のことば絵日記のテーマ「信念」は、
彼女の生き抜く姿を思ってテーマにしました。
こんな時期だけど、こんな時期だからこその作品展。
お近くの方、よかったらぜひ!
彼女の精緻精密な線に込められたものに触れてもらえたら、と思います。
研究室にも、彼女の作品が1点、あります。
小学生たちはその作品の下に座って、いつも本を読んでいます。
その気配が私は本当に、好きです。
彼女の描いた木が、子どもたちを守ってくれているようで。
ギャラリーノイボイ
http://noivoi.com/exhibition_2105-2.html
(かおりさんの展覧会は5月23日まで。5/17はお休み)
「ことば絵日記」と名をつけて、毎週インスタでお題を出しています。
場景を思い浮かべて、
色、形、動き、光と風、音と匂いと手触り、
五感で捉えた「その場所・そのとき」を
ことばでスケッチしてみます。
インスタは気軽に見るものでしょうから
実際に書かなくても、まずは思い描くだけでもいいかなと思っています。
ねらいは「文章が上手くなること」ではありませんので。
「見る目を育てる、視点を増やす」ことにあります。
でもやっぱり試しに書いてもらいたいなと思って
4月の大人文章講座で取り組んでもらいました。
大人文章講座は作家になるためのものではなく、
日々の表現に少しだけ違うエッセンスをプラスしてみるもの、
より「ことばに親しむ」ためのものです。
それでは、一部をご紹介。
テーマは「誰かの背中」です。
「木目のカウンターから見えるオープンキッチンには仕込まれた料理が見える。みかん箱に似た大きさのプラスチック容器には、丸鶏がつけられている。表面に浮かんでいる茶色の粉はスパイスだ。(中略)50センチ以上あるボウルや30センチ以上深さがあるずんどう鍋。大きくて食洗機に一つしか入らないので、一つずつ洗っている。話すこともなく黙々と手際良く作業している。先週店が移転したばかりだが道具は底が黒くなっていて、長く使っているのがわかる。着ているTシャツは新しいが、手際や道具から貫禄を感じる。」
「背中」の描写以外のところを抜粋したので
「テーマから外れているのでは?」
と思われたかもしれません。
でも、それでもいいのです。
この書き手が、店内を細かく描写できたのは、
「店員がこちらを見ていないから」です。
背を向けているから、
新しくなった店の細かなところまで眺められ、
店員の仕事ぶりもじっくり観察できました。
「背中」があるからこその文章です。
では、もうひとつご紹介。
「(前略)青いそろばん教室の指定リュックを背負った息子が自転車にまたがる。「お母さん行ってきます」ニッと笑ってこぎ始める。私は家の前の道路の真ん中まで出て「行ってらっしゃい」と彼の背中を見送る。今日はお気に入りの青いジャージの上下を着ている。リュックも青、くつも青、何だか笑える。2こぎ3こぎ自転車を進めると私の方を振り返り手をふる。リュックが左右にゆれ、自転車が少しよろける。体勢を整えながらまた背をむけて走り出す。しかしだ。また2こぎ3こぎするとこちらを振り返り手をふってくる。私もふり返す。(中略)彼は道路の角を曲がって行く。道路に面したどこかの家の夕食のにおいがただよってくる。」
いいですよね。母と子の会話を感じます。
この「手をふる会話」、10回以上も続いたとか。
忘れ難い日常の一コマになることでしょう。
ところで講座では、文章をペンで書いてもらっています。
推敲のあとも見せてもらいます。
この書き手の推敲は、なかなか良くて、
線で消された部分の代わりに置かれた言葉は、
どれも読み手の想像力を刺激するものでした。
もう少し場を見せてみよう、
感想でおわらないようにしよう、
と心がけているからこそ増えた言葉です。
「視点を豊かに」という私の願いを受け取ってくれているようで、嬉しくなりました。
ブログをご覧の皆様も、
一度ぜひお試しください!
「ことば絵日記」は無料ですよ、お好きに楽しんでくださいね。
インスタはこちら!
https://www.instagram.com/kotobanoizumi/
子育てについての話を、なぜMegumiさんに頼んだのか。
それは、彼女の拠点が、日本ではなく、海外にあるからです。
しかも、欧米の視点以外のものも、彼女は持っています。
日本にずっといると、つい、日本の中だけで通用する基準でものごとを判断しやすくなります。
そして知らぬ間に、日本における受験事情が、子育ての優先事項になってしまいます。そう仕向けられていると言った方が正しいかもしれません。
でも、例えば難関校を目指すとして、その学校を卒業した後に待っているのは、日本国内の事情でなんとかできる世界ではなく、地球規模の、矛盾だらけの価値観の巣窟世界です。
自分とは全く異なる価値観や強みを持つ人々を相手に、自分が馴染んできたルールとは違うルールの中で活躍することを、これからの人たちは求められています。
だからこそ、まず「大人」と呼ばれている私たちが、もっと多様にものを考える力をつけ、自分軸をしっかり築き上げて行動する力を持つこと、それが今後の「子育て」のキーワードになっていくのではないか、と私は今、思っています。
なぜなら、子どもは周囲の大人の考え方やふるまい方を心に植え付けながら育つものだからです。
Megumiさんは、国境を超えたものの見方ができる人です。カウンセラーでもあるので、人の考えをジャッジせず、柔軟に受け止めることが自然にできます。
お子さんたちもやはりとても優秀で、活躍の場を、ひとつの国に限定せずに行動しています。
そうできる子に育てることを、彼女はしてきました。
Megumiさんと一緒に、彼女の言葉をきっかけにして、ご自身の子育ての軸をもっと強くしてみませんか?
Megumiさんは、自分の投稿に対して、コメント欄でどんどん意見をもらえたら、と言っています。
「意見を言える子」を育てたいのなら、ぜひご自身も、意見を表してみる実験を!してくれたら、と思います。
「研究室」のインスタですので
もちろん、「親」の立場でない人も大歓迎です!子どもの立場の人の考えも聞きたいし、私のように自分の子どもがいない人も、当然です!(でなきゃ、私が困る)
誰でも参加してください。
「子ども育て」は、親さんだけのものではないですからねー!
では次回は、いよいよ、Megumiさんのプロフィールをご紹介します!
私の弱み?
ズバリ、子育ての経験がないこと!
ああ残念ですね〜。
だから
「家庭でどんなことをしたら良いですか?」
と聞かれると、実はちょっと「おっと、どうしよう」と思います。
例えば、読み聞かせは何歳でもやったほうがいい、と思うけれど、実際に「あ、それならやれるかも!」と思えるような、具体的で楽しそうな提案はできてないかも、と思います。
だってですねぇ、
お子さんって、お家と外とで顔、違うでしょ?
外でしか働きかけられないことがあって、お家の中でしか、育てられないことがあります。
私のアドバイスは、「外」でのこと。
「内」だとどういうのがしっくりくるのか、ほんとうにはわかっていなんじゃないかな、と思っています。
で、す、が!!!
実は私、昨年秋から、強力な助っ人を得ていました!
初めての職場で仕事を一緒にした女性です。
とっても有能な人で、どんな困難が降ってきても「えーっ?」と明るく大きく、全然困ってなさそうな感じでいな
た直後に、さあ、じゃあどうする?と次の行動を考えていくような人。
海外に出てみる?と思っていた私の背を押してくれた人でもあります。
その彼女に!さて、何を助けてもらうことにしたのか!?
詳しくは次回!です!
インスタはコチラ
なぜ作文教室って、全国各地にないんでしょうね。
音楽教室も、絵画教室も、料理教室も、英会話教室も、
どこの町にもあるのに、
作文教室は「ふつう」に、
「どこの作文教室にする?」と
選べるほどは、あちこちにはありません・・・。
それでも、教室を作った20年前よりは
ネット上では見かけるようになりましたし、
もっと前の、私が作文指導を始めた30年前に比べれば、
作文に関する書籍も増えた気がします。
でも、英会話教室よりは
うーーーーーーーーーんと、少ない。
学習塾に作文コースがあるようにはなりましたが、
受験のための作文コースで、
(あるいは読書感想文を片付けるための作文コースで)
なんかちょっと・・・、違う。
音楽や絵画は受験に関係なくても、ちゃんとあちこちにあって、
「やってみようかな」となるのに、
作文は・・・・・・・・・、そうならない。
なぜでしょうね。
みんな「ふつう」に話せるし、書けるから?
特別に機会を設けなくても、
いつかそのうち、自分の努力でなんとなるものだから?
そもそも言葉なんて、磨き上げる必要、ないから・・・・?
ってことは、無いですよね。
だって、みんな、言葉を大事に感じている。
言葉なんて、テキトーでいい、とは思っていないはずです。
ああでも、どうして?
言葉の表現やものの見方の幅が広いとか、
言外の意を汲めるとか、
事象が指し示すものを見抜けるとか、
そういうのって、大人になればなるほど、
ものすごく必要になることで、
生き抜く力になることに、ならないですか?
そのための時間を作ることって
いつからでも、誰にでも、
あってもいいんじゃないかと、私は、思うんです・・・。
大人も、子どもも。
年齢なんて関係なく。
言葉に親しみ、自分の思考と表現の可動域を広げる場所。
「ことばの泉 作文研究室」は
そういう場であり続けたいと思います。
で、なんで全国各地にないんだろう?
人の書くものって、すごく面白いのに。
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ことばの泉 作文研究室
(名鉄岐阜駅から徒歩4分)
HPからFBやラインに移動することができます。
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インスタ @kotobanoizumi