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簡潔に書く力、強化月間! [名古屋熱田教室]

名古屋・熱田教室本科の11・12月は
「簡潔に書く力」の強化月間となりました。

本科に在籍の小6の人達、
中学受験を目指す人が多いものですから
それならばと、200~400字で自分の考えを明確に示す課題に取り組んで、
力をつけてもらうことにしたのです。

受験しない人であっても、どのみち短く・濃く書く力は必要です。
といいますか、場合に応じて長くも短くも書けるというなら、
「書く」はその人の武器になります。
本科には小4の人もいます。が、構わず取り組んでもらいました。


昨日で2回目。
皆が想像以上に粘り強く取り組んでくれて驚いています。
一つには、入試日が近いので真剣にならざるをえないのでしょうが
もう一つには、やはりこれまで「書く」に取り組んできた成果、だと思います。

教室での作文は、「正しく」書くよりも、「深く考えること」に重点を置いています。
ですから、多少の字の間違いや記述上のミスには目をつぶり、
展開すること、鋭く切り込んでいくことを奨励してきました。

「間違いを指摘されない」「書き直しを命じられない」という安心感からか、
『作文は大嫌いで・・・』『原稿用紙の前で頭を抱えているばかりで、ちっとも進まないんです』
という触れ込みで入室した人も、
数回来てもらえば、書くことを嫌がらずに参加してくれるようになります。

いつの間にか感じるようになった自信、
この人のアドバイスなら聞いてもいいかな?という信頼関係(・・・あるといいけど)
知らない間に培ってきた、読みやすい文のリズムと展開法、
それから、肝心な「ものを見る方法」。
そういったもろもろのことが相まって、
「答案を作る」「簡潔に述べる」課題にも、力を発揮してくれているように思います。

在籍生のみ対象の、
ある大学附属中学の受験対策講座も設けることにしました。
初めての取り組みですから、はてどうなるか、といったところですが
今のところ、よいスタートは切れているようです。

こういったことができるのも、
試験科目にあるから、という理由ではなくて
ただ「書く・考える・表現する」ことに生徒たちが楽しみを見いだし
取り組み続けてくれた、長い時間があるからです。
付け焼刃では決して文章力はつきませんものね。

岐阜では中学生対象のクラスでも、そろそろ始めます。
中学・高校以降、大人になってまでも
役に立つ「何か」を伝えたいと思っています。


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