夏の本制作 [課題―創作文]
通常クラスでは、夏休みに本を作ることにしています。
毎年、時間が足りない!と言う人がいるので、今年は少し早めに取り組むことにしました。
特にこちらからテーマを提示することはしないのですが
今年は話を生むきっかけに・・・と思い、
「お話の中に登場させる何かちょっと古いもの」を家から持ってきてもらうことにしました。
どんなものでもいいのです。
ちびた鉛筆、持ち手の壊れたかばん、少し色のあせた髪留め。
「自分の宝物」だとその思い出にひっぱられて自由に話が作れないかもしれないので
ごく普通の、でも話がなにか動き出しそうなものを探してみて、と伝えました。
目や手で確認できる現物がそこにあれば、描写もしやすいもの。
リアルな描写が物語の中にあれば、話がより“生きます”。
さて、今年はみんな、どんな物語を紡いでくれるでしょうか?
一読者として、楽しみでならないのです。
夏期講座へのお申込み、ありがとうございます。
初級・混合コースは埋まりましたが
中級・上級クラスに若干の空きがあります。
「表現」に意識して取り組むことができるのは、小学校高学年から。
また、意見を述べる力・多角的にものを見る力が重要視されるようになるのも、この時期からです。
小学校高学年・中学生だからこそ、
「書く」作業を通じてものを考え、自分を見つめる時間を持つことが大切だと、私は思っています。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
夏期講座の日程はコチラから・・・ことばの泉 作文教室
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