熱田さん [名古屋熱田教室]
日曜は熱田教室の月1講座でした。
以前も参加してくれた人たちでしたから、
「おっ、久しぶりだね!」と、気心知れたムードで授業ができました。
ところで、参加者から嬉しい報告が。
宿題で週2回、日記を書かねばならないそうですが
「こういうふうに書くといいね」といって、
彼女の日記が皆に紹介されたのだそうです。
彼女には、昨年度の講座で、
「ほんの数分のことを引き伸ばして、見えるように書く課題」に挑んでもらっていました。
それを生かして日記を書いたら、認められたというのです。
講座でのことを、その場限りのことにしないで
「いつも」に生かす。
嬉しい姿勢です。
そうであってほしいと常々祈って授業をしている私としては
本当に嬉しい。
今回は「視野を広げる・小さな変化を捉えて細かに描写する」ことをねらって
「雨が降ると」どんな変化が世界と私に訪れるかを書きました。
地面や水たまり、かばんと服に雨が作る模様、
教室・ろうか・ぞうきんのにおいの小さな変化、
傘を持つ手の感触、葉についた水滴でするいたずら・・・。
「こんなの当たり前」といって切り捨てないで、
あえて小さな変化を取り出して読み手に見せてみるのです。
「小さな変化」を見逃さない心の目が、作文を豊かにしていきます。
今回の取り組みも、ぜひ「いつもの作文」に生かしてもらえればと思っています。
ところで、日曜は授業のあと、熱田神宮に参拝してきました。
参拝客はそれこそ「いつも来てるんだけどね」といったかんじの方が多くて
地元の方が「思い立ったらすぐに足を運ぶ場所」なんだなぁと感じました。
濃厚な新緑の香りを胸に吸いこみながら、ゆっくり歩き、
きよめ餅をお土産に買って帰りました。
6月5日は熱田祭りの日。
去年まで作文でかかわっていたあるグループの人たちと祭りを楽しみます。
人ごみは苦手なのに、なぜかこの祭りは平気。
岐阜の屋台にはない、「たません」を食べるのを楽しみにしています。
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