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先週の光る一文 / 羅生門読解 [光る一文]

羅生門読解。

「今まで、はだかであつい砂ばくを歩いてきた人に、服をわたすのといっしょだ。使い方もわからないのにたった1日でされるわけがない。使えるわけがない。(中略) 今の私達、そして日本は、戦争に関する憲法を変えようとしている。じえいたいがじゅうをもつことができるようになるのだ。それは、その国の人と同じように、急にじゅうを持たされたら、かっこうだけはできるだろうけど、実際に人をうつことがゆるされていても、うてないと思う。手がふるえてきてしまうと思う」(小学生女子)

使うことが許されても、使えない。
「今まで私達が歩んできたのは、戦後というほこりをもつことのできる大きな道」だから、いくら許されても、これまでの歩みが、自分自身にそれを行うことを許さないだろうと彼女は言う。
これまでの道に反する大きな力を、私たちは制御できるだろうか。使い方もわからない大きな力を。
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