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2018年夏期講座 読解意見文コースのご報告① [課題―読解]

この夏は、暑かったことしか思い出せないような夏でしたね
外に出ることをためらうほどの気温でしたが、
それでも夏期講座においでいただき、ありがとうとございました!
今週の本制作で、夏期講座は終了です。
多くの方にご参加いただきました。
誠にありがとうございました!

夏期講座で、何をどんなふうに進めたかをご案内して、
この夏の締めとしたいと思います。

まずは「読解意見文コース」から。

この講座は、毎月日曜に開催している「単科」の
「読解・意見文講座」を、時間を長くして行う講座でした。
普段は、90分の中で「読み・討論(分析/考察)・作文・コメントと返却」を行います。
この講座では、意見が単なる「感想」で終わらないよう、
多角的に読み解くことに重点をおきます。
となると、どうしても「書く」時間が十分に取れず・・・。
そこで、夏休みは通常の2コマ分の時間を使って、
前半は「読みと討論」、後半は「作文とコメント返却」で実施してみよう、と考えました。

しかし、思ったようにはいかないものですね。
読み解きに十分に時間をとると、
その分「なぜなのか、どういうことか」を念入りに考えたくなります。
となると、当然迷いが生じたり矛盾に気づいたりして
何度も何度も考えの掘り起こしをすることになりました。
よって、じっくり考えることはできたものの、
文章としては、「試行錯誤中」のものが多くなりました。
「見える成果」としては、まだまだこれから、という感じがするものだったと思います。
しかし、参加者全員が、いつもよりも「きちんと」迷ったり、
何かを見出そうと時間をかけたりしたことは、間違いありません。
この経験が、今後の「読み解く力」の伸びにつながっていくだろうと思っています。

数人は、読解講座で行った分析と見出した論旨を用いて、自宅で、
学校に提出する作文として仕上げました。
講座後、見てほしいと言って持ってきてくれたので、読ませてもらいました。
どれも「伝えたいこと=軸」が明確で、
しかも、単なる思いつきではなく、
自分やこの世界に置き換えて考えたものになっていました。
いつもの単科の時間だけではできないレベルのものでした。
初めての試みでしたが、何度か続けたら、意味と効果がはかれるかもしれない、と思いました。

以上、総括的なこと。
細かなやり方については、次回。

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