SSブログ

③ 作文指導はおもしろい [作文指導勉強会]

まじめなことばかり書いてしまいましたけど、

「作文指導っておもしろい!」というのがやっぱり基本です。

なにがいいって、

他の教科ならイライラしてしまいそうなことが、

作文にはありません!

 

数学(算数)や英語を教えていると

「えっ? それこの間やれるようになったことじゃん! またできなくなったの!?」

と言いたくなること、・・・・ないですか?

「ああ、ここまでやらないといけないのに・・・、全然進まないよ・・・」

ということ、・・・・・・・・・ないですか?

 

作文にはそれがないんですよね。

言葉や感性って、順に積み上げていくものではないので

「これができなければいけない」

「こうでなければ教えられない」

というものがないと思うのです。

 

いつでも作文はびっくり箱のようなものです。

討論ではあまり皆の見方が広まらなくて

うーん、導入が十分じゃなかったかな? と思うときでも

切り口が皆さまざまで、討論では口にしなかった

「こうなんじゃないかと思う」がはっきりと示されていたり、

逆に導入はものすごく盛り上がって場面化できていたのに

仕上げてきた作文は、ちっとも映像がみえてこないものだったり。

 

書けているときも書けていないときも、

どちらも意味ある時間です。

「うまくいく」ときは、

その前の「なんかうまくいっていない?」の時間が

たくさんあります。

言葉も考えも、熟成される時間が必要なので

「今・どうしても・ここができていないといけない」

というふうに考えても、そちらの方があまり意味ないことになります。

 

完璧な文章を仕上げることなんて、子どもでも大人でもそう簡単にできません。

一進一退、あれこれ試している中で、

「うわぁ、なんかすごい、私こんな言葉で表せない!」という表現があったり

「そうか、こんなふうに痛みを感じていたのか」と

言動では見えなかったその人の切ない思いを垣間見せてもらったりするのが、作文です。

「到達点」などない作文だから、

経過の中で見せてもらえるきらめきが、本当におもしろい。

字の間違いがあっても、そのきらめきの価値はかわりません。

 

人を、なんていうのかな、

その人の内側から、世界をのぞかせてもらえる気がするのが作文です。

他の教科ではできません。

「できたかどうか」が先に来ちゃいますものね。

 

作文を「指導」しようと思うから、

難しい、私にはできない、なんて思うのですよ。

作文は読ませてもらうもの。

その人の思いを受け取れるもの。

作文指導は、本当に面白い。

やってみたらわかります。

自分の心も自由になります。

 

参加費は運営協力費として1,000円前後もらえたらと考えています。

1回の開催は、6月23日13時半あたりからを検討中です。

興味をお持ちのかたが集まれることを優先しますので、変更も可能です。

関心をお持ちの方、ぜひ一度ご連絡ください。

FBページでメッセージ https://www.facebook.com/kotobanoizumi/

 

LINE@のトークで (@igr5860v でご検索お願いします)

 


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。